
先日、IOCのバッハ会長より、
今夏に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックについて、
新型コロナウイルスのパンデミックはあるものの、
「見事で安全な開催に向けすべてを集中して取り組んでいる」と表明されました。
また、日本政府を含む全ての大会関係者が、
昨年から延期された大会の開催に向けて「完全に結束し努力している」と述べています。
さて、コロナ禍でのステイホームやテレワークが定型化していく中、
ネット通販や食品のデリバリーサービスの利用は日毎に増えており、
運送業の需要は日々増加中です。
このまま予定通りオリンピックが開催されることになれば、
それに伴い、運送業・物流業に対する需要はますます高まっていくことが期待されます。
オリンピック競技に関する備品や競技用具等、物品の運送はもちろん、
開催に向けたインバウンド対策も必要となります。
来日する外国人をターゲットに、商業施設も大規模な商戦が繰り広げられますので、
商業目的の面でも、運送業は更に必要不可欠となっていきます。
これから運送・物流業に携わろうと考えている方にとっては、
東京オリンピックの開催は大きなチャンスといえるでしょう。
とはいえ、再び日本国内の都市圏で再び緊急事態宣言が発令されたいま、
わたしたち国民にとって、オリンピック開催についての不安の声も多くあります。
それぞれの国が観戦、応援を通してたくさんの人が楽しめるオリンピックですが、
物流業界だけでなく、
さまざまなビジネス業界においても、今年の開催の可否が注目されています。